ロクディム:6-dim+ RAINBOW TOURへ
ちょっとした縁があって、6-dim+の舞台を見に。
6-dim+とは、台本が一切なく全てが即興でのやりとりで繰り広げられる、パフォーマンス集団のこと。
その時その瞬間のお互いの間、全体の空気、話の流れ、展開を瞬時に判断して、その流れに乗っかるか強引に変えていくか…
それぞれの判断によって即興で作られていくのが、見ていてとても楽しい。
出だしは探り探り。
それが徐々にお互いの役割・流れを捉えていくことで、出来上がってくる唯一無二の「場」。
二度と作り上げる事が出来ない、「いのち」の場が生まれてくる。
これは治療の場でも同じ。
その時その瞬間、相手の身体が様々なことを訴えてくる。
どういう状態なのか?
どんな問題を抱えてるのか?
どうしていきたいのか?
何をして欲しいのか?
同じ人でも時が変われば全然違う。
それに対して自分が応えていくことで、出来上がってくる「いのち」の場。
頭で考えてたらダメ。
「いのち」と「いのち」のやりとり。
姿勢がどうだとか
歩き方がどうだとか
骨盤がどうだとか
脚の長さがどうだとか
そんなことは、どうでもいい。
ちゃんと相手の「いのち」を感じられてるか?
まだまだ深めていかないと…
そんな「いのち」の場が作られていく瞬間を客観的に見る事が出来て、とても勉強になった。
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