いつものように子供たちと風呂に入って、先に子供たちを上がらせて、髪の毛を剃ってた時、
突然、
「キャン!キューン…」
と、いつもと違う大きなそして何かを訴えるような鳴き声が聞こえた。
「何やろ?何かあったんかな?」
と、思ってた時、子供たちが呼びにきて急いで風呂から上がったまさにその瞬間、
"ムギ"
が死んだ。
妻が抱きかかえて、心臓の音が小さくなっていき、やがてその鼓動が止まるのを確認した。子供たちにも見守られて死んだ。
わずか2分足らずの間に
それまでは、いつもと何も変わらない様子。
突然の別れ。
走るの大好き
散歩が大好き
子供たちのことが大好き
顔を舐め回すのが大好き
年も年やし、あと2年ぐらいかなぁと思ってたのが、
まさかその日が急に来るとは…
何もしてあげられなかったけど、最後まで責任持って看取ってあげられた。
もう1匹の"コエダ"の方が、目も見えない耳も聞こえない状態で、正直こっちの方が先かな?と思ってたんやけど…
セーノスケの事が大好きで、セーノスケも"ムギ"の事が大好き。
死んだのを確認した時、セーノスケが大きい声で泣きじゃくった。
本人もこの先ずっと、忘れる事はないと思う。
生命について、良い体験をしたと思う。
んでも、あまりにも突然過ぎて、当の本人(ムギ)が一番ビックリしてるかも 笑
13年と6ヶ月。
ありがとう。
お疲れさん。
いっぱい走り回ってな